空洞惑星。
外郭に当たる部分と、内郭に当たる部分の組成が違う可能性が高い。
冷え固まる過程で大量のガスを抱え込んでしまい、途中でそのガスが地中から逃げた際に空洞が出来上がった…のだと思われる。
浸食作用で、あそこまで巨大な空洞は…ちょっと考えにくい。
浸食作用に必要な風と水に乏しいように見受けられるので、そう間違ってもいないと思われる。
見掛け(直径)の割に、質量が無い事になるので、引力はさほど強くない…だろう。
内郭部は、かなり明るい。
岩盤の「屋根」が有るにも関わらず、あれだけ明るいとなると、何処かから外部の光(太陽光)が入って来ていると考えて間違い無い。
映像的に、やや難のある仮説だが。
外郭部は、石英などの透明度の極めて高い岩石を大量に含み、その鉱脈が地表から空洞まで貫いている…というのは、どんなものだろう?
光ファイバーの原理で、空洞まで光を運んでいる…という仮説だ。
映像的に難が有る…というのは、外部からテレザート地表面を眺めた場合に、地表が光を反射している様子が無い事…であるが。
ガミラスのように、見た目ではっきりと分かるほどの大穴(亀裂)も無いようだし。
直射を取り入れて明るい…と考えるよりは、余程自然で有るだろう。
外郭を通り抜けてくる間の減衰と短波長光の吸収・散乱で、夕焼けの始まりの如き「薄紅くて、柔らかい光」が、内郭に満ちている事の説明も付くと思うのだが。
前述したが、全体として水の保有量は少なそうである。
地表面に海や湖、川の流れによる浸食作用が見受けられない事。
内郭部が、地球上のステップ気候・砂漠気候に近いようである事からも、多分間違い無いだろう。
ただ、「さらば」にしても「2」にしても、最終的にテレサの居た洞窟は「鍾乳洞(石灰岩地質の、水による浸食地形)」であるから、内部ではそれなりの浸食作用も有ったようだ。
ただ、内郭部は「屋根」が有る為、雲が発生出来るほどの高度(気圧と気温差)が無いはず。
従って、雨が降る事は無く。
せいぜいで霧の発生とその結露…が、内郭部の「水の循環」なのだろう。
地球とテレザートに、同規模の鍾乳洞が存在するとすれば。
テレザートの鍾乳洞は、地球上での何倍もの時間を掛けて、形成されたと思われる。
▲ |
<前頁
Last Update:20040407
Tatsuki Mima